公式から告知があったフォートナイトOG2ことチャプター2リミックスでは、チャプター2・シーズン1~3の環境が題材として使われるという話が出ています。
本稿は題材の一つであるチャプター2・シーズン2の環境について振り返った投稿です。
チャプター2・シーズン2は後のシーズンの定番となったネームドミシックが初登場、武器の選択肢も一気に増えたので人気を博しました。後の人気キャラ、定番の要素がこのときに固まりました。
その一方で開発の遅れが原因と見られるシーズン終了の延期がまたしても発生。前シーズンの反省から、終了予定日の告知を迅速にしたものの、見切り発車で予定を出したので、何度も予定日が変更される事態となりました。
武器
注目








始めてネームドミシックが登場したシーズンであり、初回だけあって全体的に高パワーの武器が揃てっています。絶対的な強さでは極端なインフレが始まった後発に劣るのですが、当時のパワーバランスを考えれば高水準です。
だからといってミシックに環境が支配されていたわけでもなく、アサルトは《バーストAR》が前シーズンから引き続きトップTierでしたし、《ポンプSG》や《ヘビーSR》も含めて、中核になった武器はミシックだけではありません。
強いてあげるなら、無限に使える《スカイのグラップラー》が最強装備だったと思います。機動系装備がこれしかないので、持っていると相当に有利になります。
このとき登場した《マイダスのドラムガン》は、リメイク版がたびたび登場する人気武器です。前シーズンに存在していた《サブマシンガン》のエピック、レジェンドが消えていたことから、対抗馬のいない高DPS武器だったのが作用しています。単純性能では《サブマシンガン》のレジェンドと同じです。
新規
スカイのAR (AR、ミシック)
速射式SMG (SMG、レジェンド)
マイダスのドラムガン (SMG、ミシック)
ブルータスのミニガン (LMG、ミシック)
地雷 (投攻、レア)
クラッシュパッド (投補、レア)
デコイ (投補、レア)
スカイのグラップラー (弓、ミシック)
チョッパー (ビークル、コモン)
デッドプールのHC (マーベル、ミシック)
キングスマン (映画、レジェンド)
既存
アサルトライフル (AR、レジェンド)
バーストAR (AR、レジェンド)
ヘビーAR (AR、レジェンド)
サブマシンガン (SMG、レジェンド)
ミニガン (LMG、レジェンド)
ボルトアクションSR (SR、レジェンド)
ヘビーSR (SR、レジェンド)
ポンプショットガン (SG、レジェンド)
タクティカルSG (SG、レジェンド)
ピストル (HG、レジェンド)
ロケットランチャー (爆破、レジェンド)
グレネード (投攻、コモン)
リモート爆弾 (投攻、エピック)
ミシックゴールドフィッシュ (投攻、ミシック)
ジャンプパッド (罠、エピック)
フィッシングフック (消耗品、コモン)
バンテージバズーカー (回復、エピック)
ライトセーバー (SW、ミシック)
マップについて

基本的な構造はチャプター2・シーズン1から変わっていませんが、ネームドミシックを持つNPCたちの拠点が5か所追加されています。シーズンの終盤に、これまでランドマークだった《リスキー・リールズ》が名前付きロケーションへと昇格しています。
《マイダス》の一派の拠点は2週間ごとにシャドウ陣営、ゴースト陣営に分かれていき、それによって入手できる武器などが変わりました。
大きな事件
デッドプール現れる

今となっては珍しいものではなくなりましたが、バトルパスにコラボのキャラクターが封入されていた最初のケースとして、マーベルユニバースから《デッドプール》が登場しました。
専用のゲーム内メニューも用意されており、当初から登場が示唆されていましたが、ゲーム内に実装されたのはシーズンの中盤です。
《デッドプール》は《ニャッスル》の保有していた豪華客船を奪い取り、居場所を失った《ニャッスル》は辺境の段ボール工場へと左遷されました。
コラボの頻発
メインで扱われていた《デッドプール》以外でも、シーズンの終盤になって追加のコラボが発生しています。シーズン中に複数のコラボというのも今となっては珍しくないものの、この当時では異例の頻度ではありました。
それに伴い、シーズンの終了がまたしても延期になっていますが、コラボの計画が追加発注されたから開発計画が後ろにずれたのか、それともシーズン3の開発が難航していたから、時間稼ぎとして急遽でコラボが投入されたのか。
「スターウォーズ」と「キングスマン」のコラボが隔週で行われており、それぞれコラボの武器が登場しています。「スターウォーズ」については2シーズン連続となりました。
シーズン終了の延期
チャプター2・シーズン1から引き続き、約1か月のシーズン延長が発生しています。それに伴って他社IPとのコラボがあったのですが、4月30日に予定されていたシーズン終了は6月3日に変更されました。
その保障としてバトルパス報酬が追加され、後にバトルパスを100以上にした際の追加スタイルとして定番化していく契機になった事件です(公式)。
ところが、6月3日の予定だったシーズン終了は更なる延期を重ね、6月10日、6月17日とズルズルと後ろへずれ込んでいきます。3度目の延期に際してはアメリカで起きたデモの影響と公式からの発表がありましたが、流れを見るに開発の遅れを正当化するための便乗、言い訳だろうと思います。
シーズン終了は1か月半もずれ込んでしまい、シーズン期間は119日と歴代2位の長さとなりました。先のシーズン1が歴代最長なので、2シーズン続けのロングシーズンとなりました。
- 2月20日
- シーズン開始
- 4月30日
- 最初のシーズン終了予定日
- スターウォーズコラボ開始
- 6月3日
- 2度目のシーズン終了予定日
- 6月10日
- 3度目のシーズン終了予定日
- デモが原因で延期と公式が発表
- 6月16日
- ワンタイムイベント「ザ・デバイス」
- 6月17日
- 本当にシーズンが終わった日
ザ・デバイス

前述のとおり、延期に次ぐ延期を重ねることになりましたが、2020年の6月16日に行われた通算8回目にあたるワンタイムイベントです。
スパイ組織を束ねるリーダー《マイダス》によるストーム停止実験と、その失敗を描いています。
同イベントから翌日のシーズン終了までの間、ストームが水の壁へと変貌し、ちょっと変わったフォートナイト環境へと変わっていました。ストームに飲まれる = 水没するとこになるので、武器や消耗品を使えなくなります。もちろんストームによる継続ダメージもあるので、ストーム接近のリスクが大幅に拡大しました。
場合によっては、この新型ストームで通すのかと思われたのですが、結果的に水の壁仕様は1日のみに終わっています。以降のシーズンで再録されたこもないので、本当に1日限りの特殊仕様となっています。
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