フォートナイト: チャプター1・シーズン9を振り返って

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フォートナイトOGでは各週にシーズンを跨ぐ変化が予定されており、そのウィーク4はチャプター1・シーズン9と10をモチーフとしています。

本項ではそんな片割れシーズン9がどんな状況だったのかの回想録になっています。

チャプター1・シーズン9では、火山の噴火によって破壊された街が未来都市へと変貌し、巨大ロボや怪獣が出てくる展開となりました。

対戦環境としては、歴代最強SGと名高い《コンバットSG》が登場し、環境が歴代で唯一の連射SGメタへと変貌しています。最初で最後となっているワールドカップも、《コンバットSG》が支配する環境で行われました。

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武器

注目

歴代最強のショットガンの有力候補である《コンバットSG》が登場しました。最盛期には全ての武器を過去にするレベルで強く、1本で近距離どころか、対空までできる万能兵装でした。

後の武器については過去シーズンからの継続組ですが、《コンバットSG》の影響力が高すぎて、ゲーム環境は一変しました。フォートナイト史で連射式SGがトップメタだった唯一のケースです。

シーズン中に受けた《コンバットSG》の弱体化は強烈なものでしたが、その勢いは留まることを知らず、保管庫に送られるまで環境を支配し続けました。

全体

シーズン9の開幕と同時に《ポンプSG》が初の保管庫送りとなりましたが、《コンバットSG》が暴れまわったせいで、1ヶ月だけの休眠期間に終わりました。戻っては来たものの、《コンバットSG》が強すぎて、二番手へと転落することになりました。

リリース当初から存在していた《タクティカルSG》のエピック、レジェンドもここで登場しましたが、《コンバットSG》が暴れている状態だったので、幸先の悪すぎる船出。ずっと《ポンプSG》の二番手だった《タクティカルSG》になにができるというのか。いや、ない。

歴代最弱のSGこと《ドラムSG》も登場しましたが、《コンバットSG》との圧倒的な序列差を生み出しました。

マップについて

シーズン8の最後に噴火した火山の跡地に名前付きロケーション《プレッシャー・プラント》が追加されました。

また破壊された《ティルテッド・タワー》、《リテイル・ロー》に変わって、近未来のテーマに即した《ネオ・ティルテッド》と《メガ・モール》が追加されています。

ネオ・ティルテッド

殆ど元あった《ティルテッド・タワー》の面影を残していません。

映画「ジョン・ウィック」とのコラボがあり、コラボ先の建造物であるコンチネンタル・ホテルが存在しました。公開マッチにコラボ先の何かが登場するのはこの時が初回です。

メガ・モール

《リテイル・ロー》の東側部分が未来化した場所です。

《ネオ・ティルテッド》の「ジョン・ウィック」に引き続き、「ストレンジャー・シングス」とのコラボのために、内部の一部が変更されるイベントがありました。

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大きな事件など

ワールドカップ開催

今のところ最初で最後のワールドカップである「フォートナイト ワールドカップ 2019」が開催されました。優勝者はアメリカ枠から出場したBugha氏でした。

現在のフォートナイトの事情を鑑みるに、同じ規模で2度目の開催は困難かと思います。規模を小さくして2度目をやると、ブランド力の衰退を裏付けることになるので、それだったら開催しない方がメンツが保てる分だけマシ……。

EPICは低予算で済むオンラインイベントに予算を割いていますし、クリエイティブ開発者にも報奨金を出すようになりました。人気ストリーマーを集めた招待制の大会もやっています。

予算が広く浅く分配されている現状としては、何かを捨てないと同じような規模の大会は難しいわです。

重役がよっぽど頑張ったら、予算を引っ張れるかもしれないですが、FNCSの視聴者数を見たら、まず株主が許さないと思います。

外部コラボの始まり

今となっては珍しくなくなった外部とのコラボですが、それが通常マッチにも進出するというのは、このシーズンが初めての試みになります。

まず最初に映画「ジョン・ウィック」が、次にドラマ「ストレンジャー・シングス」とのコラボがあり、マップ上に関連したオブジェクトが登場しました。

この傾向は次なるチャプター1・シーズン10でも継続され、殆ど毎シーズンの恒例行事になっていきました。

ちなみに、このシーズンの登場武器は「APEX LEGENDS」のオマージュだらけであり、当時はフォートナイトがライバル視していたのが伺えます。本国アメリカでの失速が致命傷となり、今となっては過去の話になってしまいましたが……。

背景ストーリー

ジョンジーの予言

チャプター1・シーズン8の終わりにて火山の噴火が起こり、それに巻き込まれたトレジャーハンターの二人は、近くにあったと思われるシェルターの中へと逃げ込みます。

《ピーリー》を犠牲にしつつ救出された《ジョンジー》ですが、地下に閉じ込められているときに書いた絵が予言となっており、《ネオ・ティルテッド》に新たな脅威が迫っていることを訴えてきました。

そして、島の各地ではそれを証明する怪物の活動が起こり始めていました。

決戦! メカクマロボ

予言の通り、《デバウアー》が出現。

《ネオ・ティルテッド》を建造した組織は、《プレッシャー・プラント》にて建造していた巨大ロボを出動させます。

しかし不意を突かれてロボは片腕をもぎとられる重傷を負い、仕方なくゼロポイントの力を利用することになります。

ゼロポイントのエネルギーを注ぎ込んだ剣を使い《デバウアー》には勝利したものの、この行動が遠因となって、後のゼロポイント暴走に繋がっていきました。

チャプター1の最後となるシーズン10へと続きます。

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