公式から告知があったフォートナイトOG2ことチャプター2リミックスでは、チャプター2・シーズン1~3の環境が題材として使われるという話が出ています。
本稿は題材の一つであるチャプター2・シーズン1の環境について振り返ったものです。
チャプター2・シーズン1は大きな期待を掛けられて出発したものの、コンテンツ不足でユーザーの期待には応えられず、シーズン終盤の虚無期間が不評を浴びました。武器が……少ない。
シーズン終了も当初の予定から2か月も延期されており、歴代最長のシーズンの記録保持者です。
武器と消耗品
シーズン開幕にあたって大幅なリストラが発生し、長らく生存していた武器の多くが環境から消えました。
イベント期間の限定武器などを除いた常設の武器が9種類のみと、歴代で最も武器が少ない時期になります。チャプター1・シーズン1ですら11種類あったので、後に虚無シーズンと揶揄される原因の一つかもしれません。
注目
久々に復活した《バーストAR》が大幅な上方修正を受け、圧倒的な環境武器として君臨することになりました。このときの《バーストAR》はエピック以上になると即着、点集弾になり、チャプター3以降のサイト付きアサルトに匹敵する性能を持っていました。
《アップグレードベンチ》の導入によって、建築素材を消費して武器のレアリティを上げられたので、《バーストAR》《ポンプSG》という鉄板構成の再限度が非常に高い環境です。
クリスマス期に登場した《スノーボールランチャー》や《スニーキースノーマンドー》も強力でした。《スニーキースノーマンドー》については速攻で弱体化されたので、あんまり覚えている人もいないと思いますが、対人ダメージ貫通を持つ爆破武器です。
新規
- スノーボールランチャー (爆破、レジェンド)
- 空き缶 (投攻、コモン)
- ハープーンガン (弓、レア)
- フィッシングフック (消耗品、コモン)
- バンテージバズーカー (回復、エピック)
- スモールフィッシュ (釣り、コモン)
- フロッパー (釣り、アンコモン)
- スラープフィッシュ (釣り、エピック)
- ミシックゴールドフィッシュ (釣り、ミシック)
- モーターボート (ビークル、レジェンド)
- ブラスターライフル (SW、ミシック)
- ライトセーバー (SW、ミシック)
既存
- アサルトライフル (AR、レジェンド)
- バーストAR (AR、レジェンド)
- サプレッサー付きAR (AR、レジェンド)
- ヘビーAR (AR、レジェンド)
- タクティカルAR (AR、レジェンド)
- サブマシンガン (SMG、レジェンド)
- ボルトアクションSR (SR、レジェンド)
- ハンティングライフル (SR、レジェンド)
- ポンプショットガン (SG、レジェンド)
- タクティカルSG (SG、レジェンド)
- ピストル (HG、レジェンド)
- ロケットランチャー (爆破、レジェンド)
- グレネード (投攻、コモン)
- スニーキースノーマン (投攻、レア)
- プレゼント (投補、レジェンド)
- ダメージトラップ (罠、アンコモン)
- ジャンプパッド (罠、エピック)
マップについて
新しいアクションとして泳ぎが導入されたので、それに合わせて水路を生かしたマップ作りになっています。
ハロウィンの時期には中心部にある島がオカルト使用に変わりましたし、年末には島全体が雪景色になりました。後に定番化していったゲーム内での季節性ですが、チャプター2・シーズン1で方向性が固まりました。
初めてのマップ刷新でしたが、チャプター1時代の街である《ソルティ・スプリングス》《リテイル・ロー》《プレザント・パーク》については再登場しています。《ティルテッド・タワー》は再録されませんでしたが、中心部にある巨大都市は統計的に好ましく無かった ――と開発側が後々に理由を明かしています。
チャプター1末期にマップが複雑になり過ぎた反省としてシンプルな構造を目指したものと見られますが、マップの中央部に変化が少ない構造なので、終盤がマンネリ化するという欠点もありました。
大きな事件
釣りの概念が追加
チャプター2は釣りの概念が登場し、チャプター全体を通して大々的に扱われました。チャプター後半では扱いが縮小化されましたが、毎シーズン毎に新しい魚が登場するなどしました。
チャプター2・シーズン1では基本となる3種《フロッパー》《スラープフィッシュ》《スモールフィッシュ》が登場しており、そのうち2種類は未だに保管庫落ちしたことがありません。
良く言えばまったり、悪く言えば虚無
チャプター2に切り替わる際に、過密状態になっていたゲーム内のコンテンツが整理され、簡略化されました。武器の数は大幅に減少し、常設武器はシーズン通して9種類のみ。
フォートナイトの強みである武器の追加は2週間に1度、場合によっては過去武器の復活で終わりというパターンが複数回あり、毎週何かしらの変化があったチャプター1時代からの落差が大きいです。シーズン途中で追加された汎用アイテムが《ハープーンガン》のみというのが凄まじさを物語っています。
またシーズンの終了が延期に次ぐ、延期を重ねており、当初12月12日終わる予定だったものが、2月20日まで延長されています。突如として「スターウォーズコラボ」が滑り込んできたので、半分くらいはディズニーの横やりが原因かもしれません。
またコラボが終わった1月6日から2月20日まで、コラボ後のロスタイムが1か月半も続いています。その間にあったのが《ヘビーAR》と《ジャンプパッド》の復活だけで、シーズン1はいつ終わるんだとユーザーからの問い合わせが殺到。EPIC側も苦肉の策で予定日を告知しましたが、その予定すら守られませんでした。
結果的に129日もシーズン1が続き、これはフォートナイト最長のシーズン記録となります。
- 10月15日
- チャプター2開幕
- 10月29日
- フォートナイトメア2019
- 通常モードは武器などの変更なし
- 11月5日
- 《ハープーンガン》が新規追加
- 12月12日
- 本来のシーズン終了予定日
- 突然の「スターウォーズコラボ」開始
- 1月6日
- 「スターウォーズコラボ」終了
- 1月14日
- 《ヘビーAR》が復活
- 2月5日
- 《ジャンプパッド》が復活
- 2月6日
- EPICがシーズン終了を告知した予定日
- 2月20日
- 本当にシーズン1が終わった日
スターウォーズコラボ
以降のチャプターで定番化しますが、スターウォーズとの初回コラボがありました。
新作のスターウォーズを告知、宣伝するためのタイアップですが、本来のシーズン終了予定日に滑り込んできたので、恐らくは突然のオファーであったと思われます。
《ライトセーバー》《ブラスターライフル》が登場しました。《ライトセーバー》は武器として使うと弱いのですが、建築素材を効率よくカンストさせるためのツールとして重宝しました。ジャンプ斬りを連打して建物を更地すべし。
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