名前付きロケーション《フレンジー・フィールド》に過去の物品が現れ、いよいよ復刻シーズンの存在が確かになってきました。
また劇中で《カド・ソーン》の有するタイムマシンの時刻が[2018/07/12]になっており、これはチャプター1・シーズン5の始まった日時です。
果たしてチャプター1・シーズン5とはどういうシーズンだったのか。本項では、登場した武器や当時のメタ、イベントなどをまとめたものになります。
当時の私の戦績や、所感がこんな感じです。防御が有利過ぎるし、コア向けになり過ぎているから、建築を弱体化しないと過疎化の危険がある――という認識はこの頃からあったみたいです。
目次
登場武器
注目
かなり激変のあったシーズンなので、トップ武器がコロコロと変わりました。
《コンパクトSMG》《二連式SG》《ヘビーSR》《グラップラー》と、何らかの形で一世を風靡した武器が次々と登場したのもありますが、武器の弱体化の措置も多岐に渡ります。
《コンパクトSMG》はSMG全体に大きな巻き込み事故を起こし、SMG冬の時代を生み出す発端となりました。《サイレンサー付きSMG》が珍しく活躍した時代です。
それがひと段落した後には《グラップラー》が登場し、相性の良さから暴れた《二連式SG》が弱体化を受けることに。後の《ライトセーバー》と同じで、NSWだと判断されたのかと思います。
前シーズンから続投の《リモート爆弾》は往年の強さは失いつつも、何とか踏みとどまって最後の輝きを見せています。
全体
- アサルトライフル
- スコープ付きAR
- バーストAR
- サーマルスコープAR
- サプレッサー付きAR
- ドラムガン
- サプレッサー付きSMG
- サブマシンガン
- コンパクトSMG
- ミニガン
- ライトマシンガン
- セミオートSR
- ボルトアクションSR
- ハンティングライフル
- ヘビーSR
- ポンプショットガン
- タクティカルSG
- ヘビーショットガン
- 二連式ショットガン
- サプ付きピストル
- ピストル
- ハンドキャノン
- デュアルピストル
- グレネードランチャー
- ロケットランチャー
- 誘導ミサイル
- くっつき爆弾
- リモート爆弾
- ダメージトラップ
チャプター3以降の武器に比べると、全体的に弱いです。現在より強い武器というと《ヘビーSR》と、爆破系のアイテム群のみ。
この時代の《ポンプSG》はレアい上のバリアントが存在しないので、HS倍率、精度、持ち変えが遅い《ヘビーSG》という扱いでした。それが改善するのは、次シーズンの末期になってからです。
《ライトマシンガン》など、チャプター3以降に大幅に強化された武器もありますが、この当時は《アサルトライフル》にも勝てない状態でした。
マップについて
過去最大級のマップ変化が起きており、マップの北に《レイジー・リンクス》、南西にバイキングの砦、南東に《パラダイス・パームズ》を含む砂漠バイオームが追加されました。
前のチャプター1・シーズン4から数十年以上が経過しており、中央部の《ダスティ・ディポット》は木々が多い茂場所になっています。
後に島の時間がループしているなどの設定が後付けされますが、この当時はそんなことを開発側も考えていないわけです。
パラダイス・パームズ
南東に追加された大都市であり、分かりやすい2分割構造と、中々の物資量で人気を博しました。
大きな事件
ダブルSGの禁止
チャプター1の前半において大きな影響を持っていたダブルSGが、チャプター1・シーズン5の開始に伴って正式に禁止となりました。
ダブルSGというのは、2つのSGを持っておき、持ち変えを繰り返して連射するという技巧です。
例えば、持ち変え時間が0.7秒の《ポンプSG》ならば、元の発射レートを無視して85RPMで連射できます。持ち変え0.5秒の《ヘビーSG》ならば、発射レート120RPMです。
スロットを2枠消費しますが、連射できるSGの存在価値を奪っていました。
チャプター1・シーズン5以降は、ショットガンを複数持つと、武器の持ち変え後に1.5秒ほどのクールタイムが発生するようになり、それは現在も続いています。
炎上コンパクトSMG
ダブルSGが禁止されたことにより、ようやくSGのサブとしてSMGの役割が発生しました。
やがて強いSMGの本丸として、シーズンの序盤に《コンパクトSMG》が登場しましたが、この武器が強すぎるとして、海外コミュニティを中心に炎上事件を起こしています。
結果、《コンパクトSMG》はリリースから1週間で大幅に弱体化し、共存していた他のSMGにも波及していきました。
トップSMGの座は《サブマシンガン》→《コンパクトSMG》→《サイレンサー付きSMG》→《ドラムガン》とシーズン中に変遷しました。大変動が起きやすかったチャプター1時代でも、ここまで短期間に武器の選択肢が変わることも珍しいです。
最後に残った《ドラムガン》では《アサルトライフル》相手にも分が悪く、SMG冬の時代の幕開けとなりました。
ちなみに当時は炎上した《コンパクトSMG》ですが、チャプター3以降の武器に比べるとそこまで強くありません。今だと《コンパクトSMG》の方が普通に上です。
建築の素材再編
《コンパクトSMG》の弱体化に伴い、当時の建築事情も調整を受けました。
先のチャプター1・シーズン4にてターボ建築が上方修正され、シーズン5の当初は木造の建築が最強の時代でした。
当時の木製建築は最大HPが200と今より多く、建築時のHP増加も1.5倍速です。代わりに鉄製の建築は弱く、最大HPが400しかありませんでした。
このときに木製建築が3割ほど弱体化、金属建築が1割ほど強化されて、今に繋がる建築バランスの原型が固まりました。
背景ストーリー
裂け目の活動が本格化
前のチャプター1・シーズン4の最後にあったワンタイムイベントから登場した裂け目の活動が本格化し、異世界との結合がテーマになったシーズンです。
各地に異世界の地形が召喚され、大きなマップ変化が起こりました。
シーズンの末期にはキューブの襲来というイベントが発生し、週末にあった招待制オンライン大会の真っ最中だったので話題になっています。競技競技言ってる今となっては考えられません。
キューブはシーズン中にリアルタイムで移動し、最後に《ルートレイク》へと沈みました。
キューブはフォートナイト世界で最初のヴィラン(悪役)であり、次のシーズンでは大々的に取り扱われます。
シーズン5のテーマであった裂け目もそうですし、この辺りの背景ストーリーがフォートナイトの根幹になったと言って、過言ではないかと思います。
カリフォルニア生まれのドリフト
当時のアメリカでブームだった「NARUTO」をオマージュして生み出された人気スキン《ドリフト》が背景ストーリーの主役として登場しました。
この《ドリフト》、実は現実世界の人間で、砂漠にいたところをフォートナイトの世界に拉致された経緯を持ちます。
後に《ドリフト》があまりに人気になったので、シーズン8あたりで設定が足されたり、特別な民族であるというような設定変更があったりします。
バトルパスチャレンジの達成報酬であるロードスクリーンでは、異世界転移する羽目になった《ドリフト》の冒険ストーリーが毎週語られました。
突如現れたキューブによって、《ドリフト》一行に不穏な空気が漂った後で、次のシーズンへと続きました。
コンパクトSMGが強化されたら対面オワタ\(^o^)/
個人的には武器の全体的な強さというか精度は戻ってほしくないかな
普通のアサルトやSMGがそのまま戻ってきたりしたら精度悪すぎるから多分使ってて楽しくない