フォートナイトOGでは各週にシーズンを跨ぐ変化が予定されており、そのウィーク3はチャプター1・シーズン7と8をモチーフとしています。
本項ではそんな片割れシーズン8がどんな状況だったのかの回想録になっています。
チャプター1・シーズン8では、火山と鬱蒼としたジャングルが追加され、宝探しが題材となりました。今となっては普通レベルかと思いますが、《宝の地図》のおかげで武器のレアリティがインフレ、全員が金ぴかになるのが普通になっています。
武器
注目
チャプター1時代では最も武器のレアリティがインフレし、また遠距離攻撃が強かった時節です。
武器のレアリティがインフレしたのは《宝の地図》が登場したからで、特にスクアッドなどのチーム戦ではそれが顕著になりました。全員分の金武器が初動で揃いますから、前シーズンより全体的に高火力な環境になったと言えます。
また《インファントリーRF》《ヘビーSR》《ブームボウ》と、チャプター1時代では最も遠距離攻撃が充実していましたが、《ヘビーAR》は大幅に弱体化してメタ上から消えました。
新ビークル《ボーラー》は個人用としては信頼性が高く、移動用途に広く使われました。回避性能が劇的に上昇する《シャドーボム》も初出です。
全体
- アサルトライフル (AR、レジェンド)
- スコープ付きAR (AR、レジェンド)
- サーマルスコープAR (AR、レジェンド)
- サプレッサー付きAR (AR、レジェンド)
- ヘビーAR (AR、レジェンド)
- インファントリーRF (AR、レジェンド)
- ドラムガン (SMG、レア)
- サプレッサー付きSMG (SMG、レジェンド)
- コンパクトSMG (SMG、レジェンド)
- ミニガン (LMG、レジェンド)
- マウンテッドタレット (LMG、レジェンド)
- ハンティングライフル (SR、レジェンド)
- サプレッサー付きSR (SR、レジェンド)
- ポンプショットガン (SG、レジェンド)
- タクティカルSG (SG、レジェンド)
- フリントノック (HG、アンコモン)
- ピストル (HG、レア)
- サプ付きピストル (HG、エピック)
- ハンドキャノン (HG、レジェンド)
- スコープ付きリボルバー (HG、レジェンド)
- グレネードランチャー (爆破、レジェンド)
- ロケットランチャー (爆破、レジェンド)
- グレネード (投攻、コモン)
- くっつき爆弾 (投攻、アンコモン)
- ダイナマイト (投攻、アンコモン)
- スティンクボム (投攻、レア)
- インパルスグレネード (投補、レア)
- ダメージトラップ (罠、アンコモン)
- 憩いの焚火 (罠、レア)
- ジャンプパッド (罠、エピック)
- ブームボウ (弓、レジェンド)
- シャドーボム (消耗品、アンコモン)
- ポータブル裂け目 (消耗品、エピック)
- クアッドクラッシャー (ビークル、コモン)
- パイレーツキャノン (ビークル、コモン)
- ボーラー (ビークル、レア)
- ドリフトボード (ビークル、エピック)
新ビークルの《パイレーツキャノン》がクソほど弱かったです。なのにダメージを与えるチャレンジが存在しており、凄まじい苦痛だった記憶があります。
マップについて
シーズン7に引き続いてバイオームの追加があり、北東部分に熱帯エリアが追加されました。火山が出現し、マグマが流れ出しています。
元々、北東部分に存在していた名前付きロケーションは全て置き換えられ、《レイジー・ラグーン》と《サニー・ステップス》が追加、北東にあった《ザ・ブロック》は北西に位置を変えて続投です。各地に海賊の拠点が追加されました。
シーズン中にあちこちで地面を掘り返すイベントが発生し、最終的には《ルート・レイク》が掘り返され、曰くの存在ヴォルトが発見されます。ゼロポイントの出現に伴って、《ティルテッド・タワー》が破壊されました。
大きな事件
発掘&投票
今シーズンの大きな特徴として、プレイヤー参加型の長期イベントが存在したことが挙げられます。発掘や、鍵の運搬などがあって、プレイヤーが達成する必要がありました。
プレイヤーの離脱が深刻化していたので、ビクロイ以外の達成感を出そうという試みが盛り込まれたのだと思います。
その締めくくりとなったワンタイムイベントでは、過去武器の復活投票が行われ、それに勝利した《ドラムガン》が環境に戻ってきました。まぁ、2週間で弱体化されるのですが……。
アリーナ実装
またチャプター4・シーズン2まで存在していた競技モード「アリーナ」初出です。
これは公募の世界大会が開催されるから、その予選準備というのもありますが、ある種の隔離施設だった側面も強いです。通常マッチで実装した競技向けの仕様が良い結果を生まなかったので、打ち切るに当たって、別のモードが必要になったのです。
- 建築素材の最大所持500
- サイフォン(撃破時回復)
――などの仕様がv7.4で実装されましたが、苦い結果を残したので、v8.2で撤回されています。
当時はBOTもいなかったので、KDR(キルデスレート)が強さの指標として機能しており、KDRが1に満たないプレイヤーも相当数いました。こういったプレイヤーにとっては、絶対に損をすると書いてあるわけで、上手くいかないのは当然のことでした。
そんなわけで、通常マッチから分離する形で始まったアリーナですが、当時のPC環境ではまともに機能しませんでした。競技に興味があるプレイヤーが少数派ですし、当時のマッチメイクはハード毎に完全隔離だったので、プレイヤー母数がまるで足りませんでした。
PC版の国内アリーナは、ハード毎のマッチメイクが無くなり、スキルベースマッチになったチャプター2時代まで、相当に根気が良くないと無理だったと思います。
背景ストーリー
シーズン7で登場した《アイスキング》と《ファイアキング》は導入のムービーにのみ登場し、後は空気化しました。
ジョンジー&ピーリー
人気スキンの《ピーリー》がバトルパスに付属。バナナ部族で成人の儀式を終えたばかりの若バナナである《ピーリー》と、シーズン1の初期キャラだった《ジョンジー》の出会いが描かれました。
《ジョンジー》は言わずとしれた重要人物なのですが、シーズン4以降の背景ストーリーには関わっておらず、精々シーズン6で《ダイア》という狼男がジョンジー顔だった位です。実質、ぽっと出の状態でした。その後、長期に渡ってメインキャラクターとして扱われるとは、大多数のプレイヤーが思っていなかったでしょう。
チャプター1の復刻シーズンであるフォートナイトOGにおいても、オリジナルである《エージェント・ジョーンズ》が過去に戻る重要人物として描かれていますが、チャプター1・シーズン10でも、この《ジョンジー》がタイムスリップしているので、何かと時間移動に縁がある人物です。
彼らはトレジャーハンターとして意気投合し、その後ゼロポイントの開放に立ち会うのですが、それが原因で被災し、地下シェルターに閉じ込められることになりました。
ゼロポイントの開放
トレジャーハンターたちが採掘を繰り返した結果、《ルート・レイク》の地下に謎の施設が存在することが判明します。各地に埋まっていた鍵を運搬すると、謎の遺跡《ヴォルト》の封印が解かれました。
内部にあったゼロポイントが開放され、各地で天変地異が発生します。
これによって《ティルテッド・タワー》は壊滅的な打撃を受け、《リテイル・ロー》も半壊状態に。主なき《ポーラー・ピーク》にもヒビが入りました。
この頃はまだPCと他ハードのクロスプレイという地獄の門を開けてなかったのか
そりゃC1が良かったって人が居るわけだね