フォートナイト: チャプター1・シーズン10を振り返って

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フォートナイトOGでは各週にシーズンを跨ぐ変化が予定されており、そのウィーク4はチャプター1・シーズン9と10をモチーフとしています。

本項ではそんな片割れシーズン10がどんな状況だったのかの回想録になっています。

チャプター1・シーズン10では、切りの良い数字ということで過去の総決算的なシーズンとなっています。《裂け目ゾーン》の存在によって、毎週マップが変更されるという慌ただしいシーズンになりました。

対戦環境としては、弱体化される前の《B.R.U.T.E.》と、終盤の《バットマン グラップネルガン》が目立ちました。そして、建築の弱体化が不可能だと悟った開発側は、遂にSBMMの導入へと傾くことになります。

武器

注目

前シーズンから大暴れしていた《コンバットSG》がシーズンの中盤で退場し、《ポンプSG》の天下が再び帰ってきました。《ポンプSG》はレアまでしか存在しない環境でしたが、それでも《タクティカルSG》を圧倒する形になりました。

シーズンの途中では「バットマン」とのコラボが発生し、歴代2つめのコラボミシックが登場しました。《バットマン グラップネルガン》は長射程になった《グラップラー》に、グライダー再展開の機能を付与したもので、瞬発力と長距離移動を兼ねそろえた強力な装備でした。

そして、当時はやたらと炎上した戦闘ロボット《B.R.U.T.E.》の存在ですが、私は適切なバランスの範囲だと思っていました。同シーズンで弱体化した後の空気感や、チャプター2に復活したときの産廃具合を考えると、戦闘力は初期《B.R.U.T.E.》で問題なかったと思われます。

シーズン10もいよいよ大詰めですが、そんなシーズン10であったアイテムの変化と、終了間近での総合評価になります。 あくまで個人評です...

新規

既存

過去のシーズンの集大成的な側面があったので、2週間ごとに3~4個の武器が消え、代わりに何かが加わるという入れ替えの激しいシーズンでした。

メタにはあまりに絡めなかったとはいえ、《タクティカルSMG》のレジェンドが登場しました。射程不足は明らかでしたが、対人DPS273という今でも通用する高火力な武装です。

マップについて

なんというか、滅茶苦茶してます。

チャプター1の最後ということで、スタート時点で過去の地形が復活する変更があった他、毎週に渡って地形が変化し続けるという贅沢仕様でした。

このシーズン中に変化した場所を《裂け目ゾーン》と呼称しました。《裂け目ゾーン》では特殊ルールが付与されたり、そこでしか入手できない武器があったりと、歴代でもずば抜けたカオス空間になっていました。

  • 建築不可の《ティルテッド・タウン》
  • シールドが自動回復する《パンドラ》
  • 小道具変身が全員に付与される《モイスティ・パームズ》
  • 1分ごとにタコスを称える踊りが強制される《グリーシー・グローブ》

――などが代表的ですが、現在では考えられないような、くせの強い名前付きロケーションが多数存在しました。

《ネオ・ティルテッド》→《ティルテッド・タウン》→《ゴッサムシティ》と、シーズン中だけでも2段階変身を遂げた場所もあります。

シーズン10の特徴である週替わりマップ変化のまとめです。 過去のシーズンにおいても、配置されているオブジェクトが微妙に移動していたり...

大きな事件

コラボ & コラボ

シーズン9で外部コラボが解禁され、その傾向はシーズン10でも続投になりました。

まず前半でゲーム作品「ボーダーランズ3」とのコラボがあり、後半ではアメコミDCの「バットマン」コラボがありました。

ボーダーランズ3はフォートナイトの開発元であるEPIC社のアンリアルエンジンを採用しているため、フォートナイトにおける再現度も抜群。専用の名前付きロケーション《パンドラ》が登場して、無償でコスチューム一式も配布される大判ぶるまいでした。

バットマンとのコラボは無償コスチュームの配布はない普通のコラボでしたが、関連するミシックが2種類登場し、片割れの《バットマン グラップネルガン》はシーズンを代表する装備になりました。

炎上 & 炎上

前半に《B.R.U.T.E.》で、後半にターボ建築の弱体化で騒ぎになりました。

過去には、何でもかんでも言いなりになって消していた開発側ですが、《B.R.U.T.E.》については統計を出して抗弁していたのが印象的です。つまり、もうコア層の我儘を許せる状況では無くなった――ということを示唆しています。

当初のフォートナイトは、建築のおかげで人を集めたものの、シーズン5あたりの段階で、建築こそが過疎化の原因になっていました。独自性が強すぎるシステムは、練習しても潰しが効かないし、そもそも練習しないと駄目な時点で、カジュアル層は逃げていきます。

チャプター1の総決算となったシーズン10では、環境の健全化を目指して多くの施策が導入、発表されましたが、

  1. 対建築性能の高い《B.R.U.T.E.》の導入、失敗(弱体化)
  2. ターボ建築の弱体化、失敗(妥協案になる)
  3. SBMMの導入が決定&発表

――と大きく3段階に分かれており、最終的にはスキルベースマッチメイキング(SBMM)を導入する流れとなりました。当初はハードウェアでは分けていても、「異なるスキルレベルのプレイヤーも一つのマッチで」を理想としていたEPIC開発が、遂にその理想を諦めることになったわけです。

BOTの導入もあわせ、通常マッチのSBMMは次のチャプター2・シーズン1から決行となりました。

背景ストーリー

シーズン9での決戦によって、《ルート・レイク》に露出していた特異点ゼロポイントは不安定となり、島の時空がいよいよおかしくなりました。

セブンの《ビジター》はループに捕らわれた状態からの脱却を意図して、ゼロポイントを抑制する計画を実行に移しました。

一応、英検2級なんですが、使わないと単語すら殆ど忘れる件。日本人の英語力が伸びないわけである……。 テープの内容が全部出てきたので、そ...

チャプター1の終幕を飾るワンタイムイベントでは、無数のロケットが飛び交うこととなり、島の全てがゼロポイントの虚空へと消えていきました。

チャプターシーズン
1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10
1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8
1 / 2 / 3 / 4
1 / 2 / 3 / 4 / OG
1 / 2 / 3 / 4 / OG2
1 / 2 / MS1 / 3 / 4 / MS2
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