フォートナイトOGでは各週にシーズンを跨ぐ変化が予定されており、そのウィーク4はチャプター1・シーズン9と10をモチーフとしています。
本項ではそんな片割れシーズン9がどんな状況だったのかの回想録になっています。
チャプター1・シーズン9では、火山の噴火によって破壊された街が未来都市へと変貌し、巨大ロボや怪獣が出てくる展開となりました。
対戦環境としては、歴代最強SGと名高い《コンバットSG》が登場し、環境が歴代で唯一の連射SGメタへと変貌しています。最初で最後となっているワールドカップも、《コンバットSG》が支配する環境で行われました。
目次
武器
注目
歴代最強のショットガンの有力候補である《コンバットSG》が登場しました。最盛期には全ての武器を過去にするレベルで強く、1本で近距離どころか、対空までできる万能兵装でした。
後の武器については過去シーズンからの継続組ですが、《コンバットSG》の影響力が高すぎて、ゲーム環境は一変しました。フォートナイト史で連射式SGがトップメタだった唯一のケースです。
シーズン中に受けた《コンバットSG》の弱体化は強烈なものでしたが、その勢いは留まることを知らず、保管庫に送られるまで環境を支配し続けました。
全体
- アサルトライフル (AR、レジェンド)
- スコープ付きAR (AR、レジェンド)
- ヘビーAR (AR、レジェンド)
- インファントリーRF (AR、レジェンド)
- タクティカルAR (AR、レジェンド)
- ドラムガン (SMG、レア)
- バーストSMG (SMG、レア)
- サプレッサー付きSMG (SMG、レジェンド)
- コンパクトSMG (SMG、レジェンド)
- ミニガン (LMG、レジェンド)
- マウンテッドタレット (LMG、レジェンド)
- ボルトアクションSR (SR、レジェンド)
- ストームスカウトSR (SR、レジェンド)
- ポンプショットガン (SG、レジェンド)
- タクティカルSG (SG、レジェンド)
- コンバットSG (SG、レジェンド)
- ドラムショットガン (SG、レジェンド)
- フリントノック (HG、アンコモン)
- サプ付きピストル (HG、エピック)
- リボルバー (HG、レジェンド)
- ピストル (HG、レジェンド)
- ハンドキャノン (HG、レジェンド)
- デュアルピストル (HG、レジェンド)
- グレネードランチャー (爆破、レジェンド)
- ロケットランチャー (爆破、レジェンド)
- 近接センサーGL (爆破、レジェンド)
- グレネード (投攻、コモン)
- ダイナマイト (投攻、アンコモン)
- スティンクボム (投攻、レア)
- ストームフリップ (投攻、エピック)
- エアストライク (投攻、レジェンド)
- インパルスグレネード (投補、レア)
- ダメージトラップ (罠、アンコモン)
- 憩いの焚火 (罠、レア)
- ジャンプパッド (罠、エピック)
- ブームボウ (弓、レジェンド)
- シャドーボム (消耗品、アンコモン)
- ポータブル裂け目 (消耗品、エピック)
- ジェットパック (BP、レジェンド)
- クアッドクラッシャー (ビークル、コモン)
- パイレーツキャノン (ビークル、コモン)
- ボーラー (ビークル、レア)
- ドリフトボード (ビークル、エピック)
シーズン9の開幕と同時に《ポンプSG》が初の保管庫送りとなりましたが、《コンバットSG》が暴れまわったせいで、1ヶ月だけの休眠期間に終わりました。戻っては来たものの、《コンバットSG》が強すぎて、二番手へと転落することになりました。
リリース当初から存在していた《タクティカルSG》のエピック、レジェンドもここで登場しましたが、《コンバットSG》が暴れている状態だったので、幸先の悪すぎる船出。ずっと《ポンプSG》の二番手だった《タクティカルSG》になにができるというのか。いや、ない。
歴代最弱のSGこと《ドラムSG》も登場しましたが、《コンバットSG》との圧倒的な序列差を生み出しました。
マップについて
シーズン8の最後に噴火した火山の跡地に名前付きロケーション《プレッシャー・プラント》が追加されました。
また破壊された《ティルテッド・タワー》、《リテイル・ロー》に変わって、近未来のテーマに即した《ネオ・ティルテッド》と《メガ・モール》が追加されています。
ネオ・ティルテッド
殆ど元あった《ティルテッド・タワー》の面影を残していません。
映画「ジョン・ウィック」とのコラボがあり、コラボ先の建造物であるコンチネンタル・ホテルが存在しました。公開マッチにコラボ先の何かが登場するのはこの時が初回です。
メガ・モール
《リテイル・ロー》の東側部分が未来化した場所です。
《ネオ・ティルテッド》の「ジョン・ウィック」に引き続き、「ストレンジャー・シングス」とのコラボのために、内部の一部が変更されるイベントがありました。
大きな事件など
ワールドカップ開催
今のところ最初で最後のワールドカップである「フォートナイト ワールドカップ 2019」が開催されました。優勝者はアメリカ枠から出場したBugha氏でした。
現在のフォートナイトの事情を鑑みるに、同じ規模で2度目の開催は困難かと思います。規模を小さくして2度目をやると、ブランド力の衰退を裏付けることになるので、それだったら開催しない方がメンツが保てる分だけマシ……。
EPICは低予算で済むオンラインイベントに予算を割いていますし、クリエイティブ開発者にも報奨金を出すようになりました。人気ストリーマーを集めた招待制の大会もやっています。
予算が広く浅く分配されている現状としては、何かを捨てないと同じような規模の大会は難しいわです。
重役がよっぽど頑張ったら、予算を引っ張れるかもしれないですが、FNCSの視聴者数を見たら、まず株主が許さないと思います。
外部コラボの始まり
今となっては珍しくなくなった外部とのコラボですが、それが通常マッチにも進出するというのは、このシーズンが初めての試みになります。
まず最初に映画「ジョン・ウィック」が、次にドラマ「ストレンジャー・シングス」とのコラボがあり、マップ上に関連したオブジェクトが登場しました。
この傾向は次なるチャプター1・シーズン10でも継続され、殆ど毎シーズンの恒例行事になっていきました。
ちなみに、このシーズンの登場武器は「APEX LEGENDS」のオマージュだらけであり、当時はフォートナイトがライバル視していたのが伺えます。本国アメリカでの失速が致命傷となり、今となっては過去の話になってしまいましたが……。
背景ストーリー
ジョンジーの予言
チャプター1・シーズン8の終わりにて火山の噴火が起こり、それに巻き込まれたトレジャーハンターの二人は、近くにあったと思われるシェルターの中へと逃げ込みます。
《ピーリー》を犠牲にしつつ救出された《ジョンジー》ですが、地下に閉じ込められているときに書いた絵が予言となっており、《ネオ・ティルテッド》に新たな脅威が迫っていることを訴えてきました。
そして、島の各地ではそれを証明する怪物の活動が起こり始めていました。
決戦! メカクマロボ
予言の通り、《デバウアー》が出現。
《ネオ・ティルテッド》を建造した組織は、《プレッシャー・プラント》にて建造していた巨大ロボを出動させます。
しかし不意を突かれてロボは片腕をもぎとられる重傷を負い、仕方なくゼロポイントの力を利用することになります。
ゼロポイントのエネルギーを注ぎ込んだ剣を使い《デバウアー》には勝利したものの、この行動が遠因となって、後のゼロポイント暴走に繋がっていきました。
チャプター1の最後となるシーズン10へと続きます。
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